新世紀を迎えた台北で紡がれる愛の喪失と再生──ホウ・シャオシェン監督が描く青春ドラマ『ミレニアム・マンボ』

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新世紀を迎えた台北で紡がれる愛の喪失と再生──ホウ・シャオシェン監督が描く青春ドラマ『ミレニアム・マンボ』

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  1. ミレニアム・マンボ(ホウ・シャオシェン 台湾/フランス 2001年)

ミレニアム・マンボ(ホウ・シャオシェン 台湾/フランス 2001年)

2001年の台北。郊外出身のビッキーは高校時代からの恋人ハオと同棲しているが、仕事にも就かず荒れた毎日を過ごす彼との生活にうんざりしていた。やがて貯金が底をつき、仕方なくホステスのバイトを始めることに。そんな中、客として来店したヤクザのガオに惹かれたビッキーは、ついにハオとの生活に耐えきれなくなりガオの元へ逃げ込む。トラブルに巻き込まれたガオが日本へ高飛びすると、ビッキーも彼を追って日本に渡る。

台湾の巨匠ホウ・シャオシェン監督が、後に『百年恋歌』などで組むスー・チーを主演に迎え、現代に生きる女性をリアルに描く。夜の台北と冬の日本をとらえた映像美は必見。カンヌ国際映画祭で芸術貢献賞を受賞。

■出演
スー・チー、カオ・ジエ、トゥアン・ジュンハオ、竹内淳ほか

(C) 2001 3H Productions / Paradis Films / Orly Films / SinoMovie.com

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