孤独な男が愛を知り人間らしさを取り戻す…名匠アキ・カウリスマキが希望への祈りを捧げるヒューマンドラマ『街のあかり』

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孤独な男が愛を知り人間らしさを取り戻す…名匠アキ・カウリスマキが希望への祈りを捧げるヒューマンドラマ『街のあかり』

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  1. 街のあかり(アキ・カウリスマキ フィンランド 2006年)

街のあかり(アキ・カウリスマキ フィンランド 2006年)

警備会社で働くコイスティネンは、仕事を終えたらホットドッグ屋で一服し帰宅するだけの代わり映えしない毎日を送っていた。ホットドッグ屋の店主アイラに想いを寄せられても、いっこうに気づかない。ある日、バーの前につながれたままの犬を不憫に思って飼い主に文句を言うが、反対に痛めつけられてしまう。そんなコイスティネンに美しい女性ミルヤが声を掛け、後日デートをすることに。しかし彼女にはある思惑があった。

アキ・カウリスマキ監督の“敗者三部作”最終章。次々と不幸に見舞われる孤独な男の姿を淡々と描き、絶望の中にかすかな希望を描き出す。主役のヤンネ・フーティアイネンは後に『枯れ葉』で主人公の友人を演じた。

■出演
ヤンネ・フーティアイネン、マリア・ヤンヴェンヘルミ、マリア・ヘイスカネン、イルッカ・コイヴラほか

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