まぼろしの市街戦(フィリップ・ド・ブロカ フランス/イギリス 1966年)
第一次世界大戦末期の1918年。北フランスの小さな町から撤退する際にドイツ軍が大型時限爆弾を仕掛け、そのことを知った住民たちは町から避難する。一方、イギリス軍の通信兵プランピックは爆弾解除を命じられて町に潜入。そこで彼が見たのは、精神病院の患者たちが無人の町に繰り出し、理髪師や公爵など思い思いの役を演じている姿だった。プランピックは彼らに爆弾の危険を訴えるが、誰もが陽気に騒いで聞く耳を持たない──
『リオの男』のフィリップ・ド・ブロカ監督が、住民が町から避難し自由となった精神病患者たちのお祭り騒ぎを活写。ブラックユーモア満点な反戦メッセージが1970年代のアメリカで支持され、カルト作となった。
■出演
アラン・ベイツ、ピエール・ブラッスール、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド、ミシュリーヌ・プレールほか
■出演
アラン・ベイツ、ピエール・ブラッスール、ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド、ミシュリーヌ・プレールほか