躍動する兵士の肉体、そして複雑な愛憎…孤高の映画作家クレール・ドゥニが贈る幻の傑作『美しき仕事』

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躍動する兵士の肉体、そして複雑な愛憎…孤高の映画作家クレール・ドゥニが贈る幻の傑作『美しき仕事』

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  1. 美しき仕事(クレール・ドゥニ フランス 1999年)

美しき仕事(クレール・ドゥニ フランス 1999年)

かつて外国人部隊の上級曹長を務め、アフリカのジブチ共和国に駐留していたガルーは、マルセイユの自宅で当時の思い出を回想録に記す──。上官のフォレスティエに尊敬と憧れを抱いていたガルーの部隊に、新兵のサンタンが配属される。社交的なサンタンはたちまち部隊の人気者になり、ガルーの心に嫉妬と憎しみが芽生える。やがて、サンタンがフォレスティエにも好かれていると思えてしまい、彼を破滅させたいと考えるようになる。

英国映画評論誌「Sight & Sound誌」で“史上最高の映画”第7位に選ばれた秀作。外国人部隊の指揮官が部下に抱いた複雑な感情の行方を、『パリ、18区、夜。』のクレール・ドゥニ監督が耽美的に描く。

■出演
ドニ・ラヴァン、ミシェル・シュボール、グレゴワール・コラン、リシャール・クルセほか

(C) LA SEPT ARTE – TANAIS COM – SM FILMS – 1998

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